上の画像は、サーチライトが回っていた時（左）とサーチライトの投光中止の日（９月５日）夜（右）です。
　投光を中止した５日夜は、半月過ぎの月が中天にかかっていました。
（撮影は、県民天文台会員で同店近くに住むＫ氏。）

　Ｋ氏は、私たちと一緒に、一昨年〜昨年にかけて、市役所や警察署にも働きかけて「投光中止」に向けた活動を行っており、条例無しではなかなか有効な手を打てない行政にイライラを募らせていました。
　今年に入り、菊陽町でサーチライトに反対する住民の声が上がった際には、夜間照明調査会に参加しています。

　今回の、一連の活動によりサーチライトが消灯されることについて、

「やりましたね。
ここ一連の民意を集めた要請活動の成果ですね。
実は、私はＦＥＳＡＴのサーチライトが出来た当初、一緒に星を見ていた娘から 「迷惑なのにどうして消せないの？」と質問され答えに窮した事が原点でした。
　 やっと子供に「こうやって消してもらえる事ができたよ」と話してあげられます。 少しだけど子供達に綺麗な夜空を返す事が出来る事が最大の成果ですね。

　と、 語っておられます。

宇土店も投光中止！


９月８日（月） から投光中止した、フェスタ宇土店

　９月８日、夜、投光中止を確認しに行きました。
　昨夜まで回っていたサーチライトは間違いなく消灯されています。
　フェスタ宇土店上空を見上げると、月と火星が見えていました。
　明日（９月９日）は、月と火星が大接近します。

　フェスタの上に輝く月と火星を見上げていて、本当に今回のサーチライト「投光中止」が歴史的な大きな一歩であることを実感しました。
ご協力くださった全ての方々に感謝いたします。