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環境大臣賞
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【団体の部】 熊本県民天文台 (熊本県城南町) |
【個人の部】 林 美秀氏 (愛知県南知多町) |
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【選考理由】 「熊本県民天文台」は、1982年の開設から20 年以上にわたる地域活動を通じて、大気保全へ の啓発につとめ、とくに光環境保全について積 極的な活動を行っている。 1968年に「熊本天文研究会」として設立。天 体観望会支援などのボランティア活動を経て、 1982年に城南町藤山に「熊本県民天文台」を開 設。1993年に塚原古墳公園内に移転。週の数日 に一般公開を行っている。開設当初は「同好会」 であったが、2002年に20周年を迎えたところ で「法人化」をはかる。一般公開の継続的な推 進、「星空の見えるまちづくり」の推進、「電子 紙芝居」を使った天文教育・社会教育の推進な ど、より一層の発展を目指すため、今年、NPO 法人となる。 光環境保全については、光害防止の観点から (1)屋外照明実態調査、(2)照明についての問題 点の把握、(3)光害の解決策の検討を行ってきた。 城南町、町づくり団体や地元ロータリークラブ、 更に照明メーカーと協力して、光害対策ガイド ラインに沿う照明器具の選択や設置を実践して いる |
【選考理由】 林氏は、半田空の科学館において勤務するか たわら、全国星空継続観察(スターウォッチン グ・ネットワーク)に当初から参加し、この事 業理念に沿って熱心な活動および指導を行って いる。 隣接する市からの依頼を受けて星空教室の中 でスターウォッチングの指導や支援を行なうと ともに、プラネタリウム投影や各種事業の企画 運営に携わり、星空を通して大気保全や地球環 境保護を呼びかけるなど、環境問題について絶 えず関心を持ち、広く地域住民とともにその取 組を進めている。 一方、天文普及活動を通じて地域環境問題に 積極的に取り組む教育ボランティア「ふくろう の会」の創設に深く関与するとともに、その後 の活動について惜しみない支援と協力を行って いる。 |
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「星空の街・あおぞらの街」全国協議会 会長賞
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【天の川賞(団体の部)】 オヤット天文クラブ (福井県大野市) |
【すばる賞(個人の部)】 小椋 栄一氏 (福島県白河市) |
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【選考理由】 オヤット天文クラブは、北陸特有の雨や雪が 観測の邪魔をするなど悪条件が多い地方にあり ながら、星空観察体験教室や天文観測会の実施 といった天文普及活動において、継続的かつ活 発で熱心な活動を展開している。地元公民館の 主催する「親子で星を見る会」や、様々な団体 の主催する観望会の行事にも全面協力し、大野 市内から多くの住民が参加している。そして、 数多くの天文観測会を実施することにより、大 気環境保全や自然環境の保護などの学習機会を 創出し、自然環境保全意識の向上に顕著な功績 をあげている。 また、「宇宙の感動から地球や自然、故郷を 大切にする豊かな心を育てたい」を活動テーマ に子供を中心とした天文観察会の開催を行って おり、子どもたちへの天文普及活動を積極的に 行っている。 |
【選考理由】 小椋氏は、実際の星空・天体を見ることを通 じて自然の大切さを知り、環境保全への意識を 高めることを活動のテーマとしている。白河天 文同好会の代表を務めており、全国星空継続観 察(スターウォッチング・ネットワーク)の指 導の他、ボランティアで公民館が開催する親子 天文教室の講師を務めたり、各小学校・団体か らの要請を受けて、天体観望会の講師を務めた り等の活動を行っている。参加者に天体観測の 楽しさを知ってもらうことで大気環境の保全や 大気汚染防止の啓発にも努めている。また、後 継者の育成のためにジュニアアストロクラブを 設立する他、環境保全推進貝「うつくしまエコ リーダー」としての活動も行なっている。 |
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