熊本県議会での一般質問を傍聴してきました。
質問されたのは坂本哲志議員(自民、菊池郡区選出)
1.議員の質問
パチンコ店等のサーチライトなどについて
1)司パチンコのサーチライトでは、住民からの苦情があり、
町議会で一般質問のあと、照射が止まった。
2)景気悪化で、なりふり構わぬ光の洪水が始まっている。
3)他にもサーチライトを使っている業者があり、規制が必要だ。
4)他県や県内清和村の例を挙げ、条例化が必要だと提起、
罰則を含めた規制の必要性を示した。
5)生活環境の悪化を招いており早急な対応が必要。
6)サーチライトだけでなく、光害全般への規制が必要だ。
7)モンゴルで星空を見た経験があり、「広大な宇宙を感じた」
「熊本市も阿蘇や天草も同一にとは言わないが、夜空は
暗いのが当たり前だ」と指摘 条例化へ向けた、県環境
生活部の対応をただした。
2.環境生活部長の答弁
1)環境省による「光害」についての規定を読み上げ、確認
2)今年度、調査費を計上しており、調査し、県民の意見を聞いて
「年度内の条例化」を検討したい。
3)現行の「生活環境条例」の改正で対応する予定。
3.議員の発言
1)年度内といわず、12月議会で条例化できるよう取り組んで
欲しい
2)県の取り組みが遅れるようなら、条例化は、議員提案ででも
可能なので、担当委員会での議員提案も考える。
3)早急に対応して欲しい −−−−−−−
4)どの地域でも画一的な規制というのは無理なので
@県が包括的な規制を行う条例を定める。
A各市町村など、各地域が特性を生かして、厳しさの異なる
細部にわたり条例を作る方が良い。
Bそうした、各市町村の条例化を進めるためにも、県は急いで
条例を制定し、市町村との協議を進めるべきである
こんな具合でした。
先日の、熊本県との協議の際には、来年6月議会での「条例案上程」 というスケジュールでしたから、一般質問によって、取り組みが促進さ れるかも知れませんね。
今回も、マスコミ各社に、「一般質問を取材して」と、お願いのFAXを 出しています。
さて、どんな扱いになるのでしょうか?
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