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フェスタへの要望書 | 2003年 8月21日 | |
フェスタ宇土店 御中
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最近、つかさパチンコ菊陽店(熊本県菊池郡菊陽町)にサーチライトが設置されたことをきっかけに、次々と増えていく光害に対して、住民の不満が吹き出しました。 このサーチライトの照射については、菊陽町議会でも取り上げられ、6月17日に布田 悟町議によって「光害を規制するための条例制定」を求める一般質問が行われました。”公共の空に光の暴力”と表現された翌日のマスコミ報道により、このサーチライト照射が「灯光中止」となったことはご存じのとおりです。更に、6月25日には、坂本哲志県議による県議会での一般質問も行われ、熊本県は今年度内に「サーチライトの灯光禁止」を含む光害の防止に関する条例制定を行う、と答弁しています。
光害対策を求める住民の声はかつてないほどに広がっていて、つかさ菊陽店の「灯光中止」措置に続き、金馬車北部店でも周囲の環境に配慮し、7月1日(火)より「灯光中止」することを決定されました。さらに、他の遊戯施設においても「灯光中止」に向けて検討が進んでいると聞いております。
しかし、マスコミ報道によれば、大変残念なことに、貴フェスタ宇土店および戸島店においては「未だ灯光中止の意向ではない」かのように報道されています。私たちは、貴店におかれましても速やかにサーチライトの照射を中止して頂きたく、ご協力をお願いする次第です。
フェスタグループは、九州のほぼ全店舗でサーチライトを照射しておられたようですが、佐賀県においては、昨年9月の条例可決、今年4月の施行を前に、県の遊技場組合の申し合わせで、条例施行の1ヶ月前の3月初めから全店消灯されていると聞いております。佐賀県において条例の施行前での消灯が可能であるのなら、熊本でも速やかに消灯して頂き、穏やかな夜空をわれわれ地域の住民に返してくださるよう要望いたします。貴店のサーチライト「灯光中止」は、他の光害対策を推進する上で大きな貢献になると考えます。
よろしくご配慮下さい。
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平成15年 8月21日
宇土ロータリークラブ 会長 高田 俊宗
宇土市PTA連合会 会長 松下 洋介
宇土ライオンズクラブ 会長 上村 藤也
社団法人熊本県青年塾 会長 熊井 良洋
社団法人宇城青年会議所 理事長 上田 達也
宇土市商工会青年部 部長 金田 武
NPO法人 熊本県民天文台 台長 艶島 敬昭
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