星空の見えるまちづくり
環境大臣賞受賞のページ
     
 
    謝  辞
 
 

 熊本県民天文台の艶島です。受賞者を代表してお礼の言葉を述べさせていただきます。  本日は、立派な賞を頂きありがとうございました。私たち受賞者一同にとって夢のような大きな喜びです。 見上げれば星空の見える豊かな大気環境を保全し、あるいは取りもどそうと、全国各地で日夜努力しておられる大勢の方々と共に、この喜びを、分かち合いたいと思います。

振り返ってみますと、私も参加して熊本県民天文台というアマチュアの天文台を始めた21年前、「星を見るのが好き」だというと、「変わり者だね」とか「ネクラだ」といわれたものです。
 でも、時代は大きく変わりましたね!
 「光害をなくし、『星空の見えるまちづくり』をしましょう!」と、よりよい社会への提言者になれるのですから。

今年、熊本では、これまで行ってきた光害に対する啓発活動を通じて地域での連携が広がり、条例化を待たずに全てのサーチライトを消すことができました。光害のない静穏な夜の環境を求める地域住民の願いに、ついに道がひらけたのです。そして、この成果は、全国に波及するでしょう。

 熊本県民天文台と私たち受賞者は、今日の受賞の喜びをバネに、もう一歩前へ進みます。その一歩が、 今日ここにお集まりの皆さんと一緒に、大きな一歩になるよう願いながら、受賞のお礼の言葉と致します。

 本日は、ありがとうございました。

     
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