地震でも倒れない望遠鏡の導入が決定! (2017.03)
ライオンズクラブ国際協会337-E地区が
熊本県民天文台支援事業を採択
望遠鏡一式を (株)西村製作所へ発注されました
2018年2月に完成し、設置を完了する予定です
望遠鏡募金へのご協力、ありがとうございました!
引き続き復興募金をお願いします
2016年(平成28年)4月14日-16日に発生した熊本地震で、観測室に設置してあった41cm反射望遠鏡が倒れました。(7月5日に撤去・搬出済み → 現在は35cm反射望遠鏡を借用中)
2017年(平成29年)3月、地震でも倒れず、安全に星空の観察が出来る最新式の望遠鏡の導入が決定しました。
新しい望遠鏡を導入するため、スライディングルーフの改修が必要です。
また、出張観測会の安全性を高めるため、使用する機材の更新を計画中
皆様方のご協力を、ぜひお願い致します。
1)募金の送り先
1.郵便振替口座
記号:01700=5
番号:105697
加入者名:特定非営利活動法人 熊本県民天文台
郵便振替用紙(見本)はこちら
「熊本地震復興募金」と明記してください。
2)新しい望遠鏡(2018.02 導入予定)
1.鏡筒
光学系: リッチークレティアン
口径: 408mm
焦点距離: 3250mm
口径比: F8
中央遮蔽径: 189mm
面積比中央遮蔽率: 21.6%
鏡筒長: 1156mm(接眼部除く)
鏡筒重量: 36kg(基本部分のみ)
2.架台
コンピューター制御完全自動追尾の経緯儀式
搭載機能は、大気差補正追尾、惑星追尾、月追尾、彗星小惑星追尾、人工衛星追尾、など。
簡易追尾機能ではなく、リアルタイムに速度制御を行い完全な追尾を行います。
また、望遠鏡解析機能も有しており、導入精度1秒角(実測)、追尾精度0.2秒角(実測)と赤道儀では実現不可能なレベルの性能を持っています。
3.新しい望遠鏡は何が違う?
接眼部(望遠鏡を覗く位置)が鏡筒の底の部分にあります。
大人なら、観測室の床に立ったままで天体の観察が出来ます
子どもでも、踏み台の上に上がる程度でOK!
これまでのように、階段に登って高い位置で観察する必要がありません。
星の観察中に地震が起こっても、望遠鏡が転倒したり、観察者が転落する
などの危険が無くなり安全・安心です。
望遠鏡が軽量でしかも堅牢、床にしっかり固定でき、倒壊の危険を排除
お問い合わせ先:
熊本県民天文台
こちらです −−> astro@kcao.jp
(@を小文字の@に書き換えてから、送信して下さい)
電話: 0964-28-6060